ディズニーリゾートを4P分析,SWOT分析で徹底解剖

ディズニーリゾートを4P分析,SWOT分析で徹底解剖

「ディズニーリゾートは、どうやって成功したの?」

「ディズニーをマーケティング分析するとどうなる?」

本記事は、上記のような課題を解決するために書いています。

今回はディズニーについて4P分析や、SWOT分析を用いて分析していこうと思います。

一人ではなかなか難しいという方も、本記事を参考にするとフレームワークを使いこなすことが可能です。

では早速みていきましょう。

ディズニーランドの4P分析

映画|ディズニー公式
出典:ディズニー公式

ディズニーの4P分析する前に、4P分析について解説します。

すでに4P分析の方法や目的を理解している方は飛ばして読んでいただければと思います。

4P分析とは

4P分析とは、下記の4つのマーケティング戦略に必要な要素の頭文字をとったマーケティングフレームワークです。

4P分析

Product(製品・サービス):どのような品質や機能にニーズがあるか

Place(流通):適正な販売価格になっているか

Price(価格):ターゲットに届けるための流通経路や販売場所

Promotion(販売促進):製品に合わせた宣伝方法

4P分析は、マーケティング戦略を考える際に非常によく使用され、「マーケティングミックス」とも呼ばれ、製品やサービスが抱えている課題や強みを明確にして戦略に活用することができます。

ではお待ちかねのディズニーの4P分析を解説します。

ディズニーランドの4P分析

Product(製品・サービス)

ディズニーランドが提供する商品やサービスは非日常の体験です。

非日常を提供するために、園内ではアトラクション、イベント、飲食店、物販店などをディズニーの世界観で作り上げています。

そうすることで、他のテーマパークには真似できない差別化を測ることができ、日本トップのテーマパークへと成長しました。

Place(流通)

ディズニーは、位置的メリットが最大限生かされています。

東京駅からわずか15分で行くことができ、人口が密集している東京に近いことで、地理的に有利に営業することができています。

また、成田空港からもバスで最短30分なので、地方からの顧客も逃すことなく運営している。

さらに、ディズニーの周辺はあまり都会ではなくディズニーの世界観を表現することができる最適な場所です。

Price(価格)

年   1デーパスポート(大人)1パーク年間パスポート2パーク年間パスポートイベント
1983年3,900円TDLオープン
1987年4,200円(+300円)
1988年25,000円舞浜駅開業
1989年4,400円(+200円)消費税3%
1992年4,800円(+400円)31,000円(+6,000円)
1996年5,100円(+300円)35,000円(+4,000円)
1997年5,200円(+100円)35,700円(+700円)消費税5%
2001年5,500円(+300円)40,000円(+4,300円)TDSオープン
2003年69,000円TDL20周年
2006年5,800円(+300円)45,000円(+5,000円)75,000円(+6,000円)
2011年6,200円(+300円)52,000円(+7,000円)80,000円(+5,000円)東日本大震災
2014年6,400円(+200円)53,000円(+1,000円)82,000円(+2,000円)消費税8%
2015年6,900円(+500円)59,000円(+6,000円)86,000円(+4,000円)
2016年7,400円(+500円)63,000円(+4,000円)93,000円(+7,000円)
2018年61,000円(−2,000円)89,000円(−4000円)年パス使用不可日開始/TDL35周年
2019年7,500円(+100円)62,000円(+1,000円)91,000円(+2,000円)消費税10%
2020年8,200円(+700円)68,000円(+6,000円)99,000円(+8,000円)TDL新エリアオープン
2021年8,700円(+500円)販売未定販売未定TDS20周年/東京オリンピック

上記が、ディズニーが開園してからの料金です。

2021年現在のディズニーの1デイパスポートの料金は、8,700円です。

他のパークよりも値段が高いですが、日本で一番人気のテーマパークという位置にいるので、強気な値段でも運営が可能となっています。

その他、パーク内での食べ物やお土産でも収益を担保しています。
パーク内のお店では、ディズニー限定の商品ばかりなので売り上げが下がるリクスが少ないです。

Promotion(販売促進)

ディズニーのプロモーションは、ほとんどが口コミやSNSからの拡散によって行われている。

ディズニーそのものにファンが多く存在するため、新しいイベントや企画を行うと、実際に訪れた人によって能動的に発信される仕組みが構築されている。

現代のマーケティングの手法で、一番費用対効果が大きいとされる口コミマーケティングによってプロモーションを成功させている。

これが成功する理由は、多数のファンがいることの他に、入場できる人数の制限や各国に人しかないという、限定感を演出できているためである。

限定感を演出することで、顧客は能動的に発信するようになる。

顧客の行動心理を理解しプロモーションを行うことで、ディズニーは成功したと言える。

ディズニーランドのSWOT分析

SWOT分析とは

SWOT分析

SWOT分析とは、マーケティング戦略をたてるときに企業のブランドの強みや弱みを分析する際に使用するマーケティングフレームワークです。

現在と未来で、強みと弱みをそれぞれ分析することで自社の環境要因を考える視点を提供できます。

SWOT分析のやり方としては、SWOT=強み、弱み、機会、脅威の4つを組み合わせて分析することで、自社にとっての、市場機会事業課題を発見します。

ディズニーランドのSWOT分析

ディズニーの強み

ディズニーの強みは、圧倒的なブランド力です。

アメリカのディズニー映画によって、一定数のファンが存在します。

一定数の顧客のファンが存在することで、ファンが顧客を連れてきてくれるので、安定的に売り上げが存在します。

ディズニーの弱み

ディズニーの弱みは、テーマパークに依存すること

ディズニーの収益のほとんどが、テーマパークに依存しているので、テーマパークにきてくれる顧客が減ると、売り上げが大きく減少してしまいます。

テーマパークは娯楽ビジネスなので、景気が悪くなると一番先に影響が出る。

そのため、安定的に収益を担保するためには、プロモーションをうまく活用する必要がある。

ディズニーの機会

今後の機会は、外国人の増加やオリンピックによる景気の向上です。

顧客の母数が多くなることで、売り上げ向上が見込めます。

ディズニーの脅威

逆に今後考えられる脅威としては、少子高齢化による顧客の減少や、災害による経営へのダメージなどがあります。

ディズニーランドが成功した理由

ここまで、ディズニーリゾートのことをマーケティングフレームワークを利用し分析しました。

ここでは、ディズニーが成功した理由を解説します。

ディズニーの成功要因は、以下です。

・非日常の設計

・商品の陳腐化の防止

・顧客満足度の向上

一つずつ詳し見ていきましょう

非日常の設計

ディズニーが成功した一番の理由は、非日常の設計です。

ディズニーを作るにあたってのコンセプト設計の際に、非日常という空間を作ることを目的として運営し、プロモーションを行うことで他企業との差別化に成功したため、成功したと言えます。

非日常の設計は簡単ではありません。

しかし、ディズニーでは全従業員にこの目的を共有し理解を得たことで、非日常の体験を作り上げました。

大きな組織を同じ方向に導くためには、目的を共有し共感してもらうことが必要だということがわかりますね。

商品の陳腐化の防止

ディズニーの商品とは、アトラクションやパーク内のお店です。

顧客が何度訪れても飽きないように、年に1回はエリア内のリニューアルやアトラクションを増やすなど行なっています。

そのため、顧客は何度訪れても新鮮さを味わうことができます。

顧客満足度の向上

ディズニーのようなテーマパークでは、人の混雑を避けることができません。

人が混雑すると、顧客の満足度は下がりリピート率も減少していしまいます。

そのため、ディズニーではファストパスによる混雑緩和や携帯アプリによる待ち時間の確認ができるようになっています。

このような取り組みにより、顧客満足度の向上を行なっています。

まとめ:ディズニーランドから学ぶこと

いかがだったでしょうか?

今回は、日本で一番人気のあるディズニーリゾートをマーケティングの観点から分析しました。

ディズニーは、「非日常を体験してもらう」というコンセプトをつくり上げるため、一貫していました。

もしも、マーケティングで困っている場合は、コンセプトから一度見返してみるのもいいかもしれません。

本記事が、少しでも役に立てたなら幸いです。

ありがとうございました。

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