Airbnbのビジネスモデルを徹底解説

Airbnbのビジネスモデルを徹底解説

Airbnbとは

Airbnbはアメリカのサンフランシスコで2008年に創立したユニコーン企業です。通算での利用者数は5.6億人を超え、世界220ヶ国で利用させ、世界的に見ても成功を納めている企業です。利用者数が5.6億人というのは、1秒あたりに6人がチャックインしているペースです。

また、2017年には年間の売上が26億ドル(約2,756億円)を突破し、利益総額は9,300万ドル(約102億円)を記録しています。Airbnbはビジネスモデルによってここまで大きくなれたと言っても過言ではない。

 

ユニコーン企業とは?

評価額が10億ドル以上の未上場のスタートアップ企業。「創業10年以内」「評価額10億ドル以上」「未上場」「テクノロジー企業」といった4つの条件を兼ね備えた企業を指す。 Wikipedia調べ

airbnbのビジネスモデル構造

Airbnbのビズネスモデルは、一般的にシェアリングサービスであり、宿泊したい人と宿を貸したい人を繋げるプラットフォーム事業です。

Airbnbのモデルはタクシーのシェアリングサービスで有名な「Uber」と似ています。シェアリンサービスとは、一時的に使用されていない車や家など遊休資産をシェアすることで有効活用するサービスです。

Airbnbのようなサービスは、ゲスト’部屋を借りる側)と部ホスト(屋を貸す側)どちら顧客になります。そのため、どちらにもメリットがあるようなビジネスモデルを設計することが重要でした。

ホスト側のメリット

Airbnbはホスト側(宿を貸す側)へ手厚いサポートを行なっている。そのサポートとは、大きく3つある。

決済は全てairbnbが代行

C2Cのような顧客同士のやり取りの80%以上は金銭によるトラブルだと言われている。そのため、宿を掲載する側はなるべくトラブルが起こりそうな手間を省きたいと考えている。

そのような課題を解決するために、旅行客はAirbnbに対してお金を支払うシステすることにより、より多くのホストを逃さないようにできました。

個人認証によりホストも宿泊者を選択できる

Airbnbが誕生したアメリカは、日本のように治安がとても良い国ではない。そのため、開発当初は危険なためサービスが拡大することは期待されていなかった。

しかし、個人認証システムを導入することで、予約が入って時点でホストは宿泊客のレビューを確認することができ、ホスト側の気が進まなければ断ることも可能となった。

この結果、治安がよくない国でも安心してゲストとホストを繋ぐプラットフォームが出来上がった。

ホスト保証制度

ホスト保証制度とは、ゲストが家財を破損させてしまった時に上限額はあるが、Airbnbが保証してくれるというサービスです。

これにより、ホストとなるハードルを下げ顧客の囲い込みに成功しました。

ゲスト側のメリット

Aiurbnbはゲストを増やすための施策を多く打っています。

その中でAirbnbが顧客に対して一番力を入れたことは、顧客の体験です。Airbnbが対象とするメイン客層は、ミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭頃に生まれた世代)であり、ミレニアル世代は所有よりも体験を重視する傾向が強いです。

そんため、Airbnbは顧客が体験できるために、現地でしか味わえない体験を提供しました。具体的には、インターネットに掲載されていない旅行プランをホストが提供するシステムを作成するなどです。

また、ゲストがストレスなく宿泊できるような施策を行なってます。例えば、クレジットでのオンライン決済により言語が通じない場所でも利用できたり、宿泊前にどんな宿なのかわかりやすいように、プロのカメラマンが撮影した写真を閲覧できるなどです。

ビジネスモデルまとめ

Airbnbは、ホテルのシェアリングエコノミーの先駆者となるためにホストとゲストの両者の顧客が増えるように、ストレスがないビジネスを心がけました。その結果、現在は世界220ヶ国で展開しています。

プラットフォーム事業の成功の秘訣

Airbnbは、もともとサンフランシスコに住んでいた三人の創業者(Joe Gebbia, Brian Chesky, Nathan Biecharczyk)が、家賃が高すぎたため支払えなくなった時に考えついたビジネスモデルです。

ここで、考えついたビジネスモデルは現在のモデルとは少し違い、宿泊と朝食の提供をメインとしていた。その時の名前(Airbed and breakfast)がAirbnbの由来となっている。

当初はなかなか、ビジネスが促進せず、ホストもゲストもなかなか増加することはなかった。ここで、3人はグロースのためにマーケティングを行なったことで現在のように誰もが知る企業まで成長した。

マーケティングの解説はこちらの記事で知ることができます。

シャアリングサービスの今後

世界中220ヶ国で利用されているAirbnb。

Airbnbのようなビジネスモデルであるシャアリングエコノミーは、今後加速すると考えられています。

その理由は、これからものを所有するという常識からシェアをするという時代に突入するからです。CDから音楽アプリへ変化したように、多くの業界でシェアリングサービスが進んでいくことでしょう。

今後、新しくサービスを展開する企業や今ある商品やサービスを改良したい企業は”シェア”を一度検討してみると良いかもしれません。

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