帰納法と演繹法の活用例から論理的思考力を3分で理解!!

帰納法と演繹法の活用例から論理的思考力を3分で理解!!

今回は、論理的思考力を鍛えるために必要な考え方「帰納法」と「演繹法」について解説します。

論理的に物事を捉えることができるようになれば、営業でのアポ件数や契約件数の向上や、上司に提案する際にスムーズに物事を進めることができます。

ここでしか得られない情報ですので、最後まで見逃さないようにしましょう!

帰納法と演繹法とは?

「帰納法」や「演繹法」は、倫理的思考の一種で、論理的思考はロジカルシンキングとも呼ばれることがあります。論理的思考とは、物事を客観的に見て、矛盾や飛躍がないように考える思考法です。

「帰納法」や「演繹法」は、古代ギリシャ の哲学者アリストテレスが提唱した『三段論方法』を由来とするとされています。

現在では、アリストテレスから始まった論理的思考をアメリカの大手コンサルティング会社【マッキンゼー&カンパニー】により、ジビネス領域で使用できるように体系化され、課題解決のフレームワークとしてビジネス領域で広い範囲で使用されています。

論理的思考の考え方ができるようになると、考えた内容を人にわかりやすく伝えることができるようになったり、頭の中で考えていることを整理することができるようになったりと、得られる恩恵は限りなく大きいです。

帰納法とは?

帰納法の考え方と答え

帰納法とは、数個の普遍的な事実や事例から、一般的な結論や予測できる仮説を立てて考える思考法です。

上記の画像見ていただくと、

① ソクラテスは死んだ
② ニュートンは死んだ
③ エジソンは死んだ

という、3つの普遍的な事実を元に、結論「人間は死ぬ」という結論を導き出しています。帰納法とは、「具体的な数々の事実から、それらに共通する一般論や普遍的な法則を見つける」思考法だと言えます。

ビジネスの現場では、この考え方がとても重要でITの急速な発展グローバル化により今までの当たり前とされていたことが通用しない時代に突入しています。そのため、これからは複数の企業の事例や現在成功している人の体験をもとに共通する一般論や法則を見つける必要があります。その際に、「帰納法」の考え方が重要になるでしょう。

演繹法とは?


演繹法とは、別名で三段論法とも呼ばれ、一般的に決まっている事実や仮説から、事例を当てはめることで結論を導き出す方法です。

上記の画像では、

【大前提】人間死ぬ
【小前提】ソクラテスは人間だ。
【結論】 ソクラテスは死ぬだろう

このように、そもそも決まっている普遍的な事実「人間は死ぬ」をルールとして、ソクラテスが人間である事実から、「ソクラテスは死ぬだろう」という風に論理的に述べています。

演繹法を使用することで、ある分野に詳しくない人にでも理解してもらうことができる伝え方ができるようになります。演繹法の考え方ができれば、営業でバックグラウンド異なる人や業界に詳しくないクライアント先の人にも、わかりやすく納得してもらえるような伝え方ができるでしょう。

帰納法と演繹法の例

実は、帰納法と演繹法はどちらか一方を使用するのではなく、そちらも一緒に使用することが多いです。事例を元に解説します。

[事例1]

1 A社は顧客管理ツールを導入すると、15%の売り上げが向上した。
2 B社は顧客管理ツールを導入すると、10%の人件費削減ができた。
3 C社は顧客管理ツールを導入すると、
  20%の売り上げ向上と5%の人件費位削減ができた。

ここで、D社は顧客管理ツールを導入しようか検討中です。A~C社とD社は業界や組織体制が非常に似ている体制です。ここで帰納法と演繹法を活用するとどうなるでしょうか?

A社〜C社の事例によって、顧客管理ツールを導入すると、振れ幅はあるものの人件費の削減と、売り上げの向上が期待できると結論を出すことがでました。その結果を元に演繹法を使用し、帰納法で得られた結果を大前提としD社の戦略を考えました。D社はA社〜C社と組織体制や売り上げなどの条件が一致しているという小前提から、結論「売り上げ向上と人件費の削減が見込まれる」という風に導き出すことができました。

このように、帰納法と演繹法はお互いに関係しあっています。帰納法によって、より正確な仮説を立てることができれば、演繹法では、帰納法で得られた結論を大前提として、ある事例の仮説を立てることができます。

使用する際の注意点

帰納法や演繹法を使用する際に、注意する必要があることがあります。

1つ目は、まず注意してほしいことは、「情報に誤りがないか」です。前提とる条件がそもそも間違っていては演繹法を使用することはできません。

2つ目は、帰納法を使用する際に、「観察結果や事例から導き出す答えが間違っていないか」というこよです。観察結果は正しいが、そこから導く答えが間違っていると、演繹法で間違えます。この結論は本当にただしいのかをkakuninnするようにしましょう!

最後に、論理の飛躍です。

演繹法は細かく展開すると冗長になってしまうため、省略が不可欠ではありますが、省略しすぎてしまうと論理の飛躍が生じます。

例えば、以下の例はどうでしょうか。

事例①

「若い女性でインスタグラムが流行っている」
「多くの商品がインスタグラムで販売されその市場は伸びている」
「今後、日本ではECサイトは衰退するだろう」・・論理の飛躍(演繹法)


仮に最初の二つの前提が正しくても、そこから導き出される結論は「多くの企業がインスタグラムに参入するだろう」という程度で、途中が省略されており、例の結論とは大きな隔たりがあります。

このように、前提条件と結論がかけ離れすぎていると、聞いている側は理解ができずに、論理性が失われます。つまり、帰納法と演繹法を使用する際は、各過程で飛躍していないかを考えながら使用することが必要になります。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は、帰納法と演繹法についてビジネス上で考える時に必要な考え方をご紹介しました!

帰納法と演繹法をうまく使いこなすことができれば、「社内でのプロジェクトが通り易くなる」、「営業の商談が決まりやすくなる」や「企業のブランディング」や「商品マーケティングの成功」など多くのビジネスシーンで活用することができ、得られる恩恵はおおきいです。

この機会にぜひマスターしスキルアップを目指しましょう。

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