
フレームワークとは!?
フレームワークとは、「枠組み」とか「骨組み」「構造」などといった意味で、
一言でまとめると、
問題解決や意思決定を行いやすくしたテンプレート。
ビジネスでは、経営戦略や業務改善、問題解決などに役立つ分析ツールや思考の枠組みとして数多くのフレームワークが存在します。
フレームワークを使うメリットとして、
ものごとを考える際に、あれこれと散発的に考えるよりも、あらかじめ決められた枠組みの中で、手順にそって行うことで、無駄を省き一方で洩れを無くすことが出来るので非常に効率的でかつ有効性の高い手法です。
今回はその中でも、思考を整理出来る代表的なフレームワークを紹介します。
思考整理やアイデア発想
のためのフレームワーク紹介
6W2H

まずは、6W2Hからご説明します。
「6W2H? 5W1Hなら知っているけれど。。」と聴き慣れない人も多いのではないでしょうか。
6W2Hとは、上記の説明であげた通り、
5W1Hをさらに細分化したものになります。
これは、アイデア発想の際や、ロジカルにまとめる時に有効です。
HOW MUCHを使う人は少ないかもしれませんが。。
6W1Hのメリットは、とにかくシンプルに問題を落とし込めることができ、思考やアイデアをまとめることができます。それにより本質的な検討が容易に出来ることができます。
SCAMPER

SCAMPER(スキャンパー)は、とにかくたくさんのアイデアを出したい時に有効なフレームワークです。
ミーティングなどでアイデアが行き詰まってしまった時に、使ってみると良いでしょう。
5回のWHY 手法

5回のWHY 手法は、
原因や課題の要因である、「なぜ」を分析し、さらにその要因を引き起こした要因の「なぜ」を繰り返し分析していくことで原因の本質がわかり、改善や対策を打つことが出来るという問題分析手法です。
5回ほど「なぜ」を繰り返すことにより、当初は見えていなかった問題の要因と対策が見えてくるということから、5回のWHY手法と言われています。
また「なぜ」を続けることから「なぜなぜ分析」と呼ばれることも多いです。
詳しくは、こちらの記事を参照ください。
MECE手法

MECEは、「モレなく、ダブりなく」という意味で、
”Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive”の略です。
「ミーシー」または「ミッシー」と読みます。
「モレなく、ダブりなく」という意味は、物事や思考を整理する時、正確な答えを導き出すために、
必要な要素を網羅しながらも、それらが重複しないようにする手法のことを言います。
MECEすることにより、
総合的な様々な視点から必要な事実や考えなどを分類して、整理することで、問題や課題に対する正しいアプローチを導き出すことができるようになるのです。
MECE手法はその他、様々なフレームワークに応用して活用することができます。非常に重要なフレームワークなどでチェックが必要です。3C分析、4P分析、SWOT分析 、7S分析 、PDCA 、AIDMA(アイドマ) 、ロジックツリー etc..
ロジックツリー

ロジックツリーは、問題を分析したり、考えや思考を発展させたり、細分化する際に有効なフレームワークです。
例で表すと、「新規顧客を増やす」という課題に対して、必要な要素を検討します。ここで浮かび上がったのが、「認知度を高める」と「ターゲットを広げる」ということ。では、それらを実現するためにはどうするか検討に進むといった流れです。
図を作成しながら、考えを発展させていくので、頭のなかだけで悩んでいるよりも断然解決策やアイデアが思い浮かびやすく、オススメです。
シンプルかつ、汎用性が高く、ビジネスの機会だけでなく、日常生活でも試してほしいフレームワークです。
MECEされているということが非常に重要です! 具体的な要素を抽出することが目的なので、抜けや重複があると分かりにくくなってしまいます。 先ほど学んだMECEなども応用で様々な場面で生かすことができます。 是非積極的に学んでください!
まとめ
今回は、思考整理やアイデア発想の展開に便利なフレームワークについて紹介していきました。
アイデア発想や思考を整理する際、頭の中だけではまとまらず、紙に書きをこしているけれど、それでも上手くまとまらなかったり、新しいアイデアが思いつかなかったりすることも多いと思います。
是非これらのフレームワークを実際に使って検討してみてください。
Upworkstyleでは、業務に使用できるような現場の知識を日々提供しています。
皆さまのマーケティング活動の参考になれば幸いです。
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