【重要歴史】マーケティング1.0から4.0までの歴史を解説!知るだけで成果が上がる!?

【重要歴史】マーケティング1.0から4.0までの歴史を解説!知るだけで成果が上がる!?

近年では、マーケティング4.0という考え方が注目を集めています。
そんな中そもそもマーケティングって何かやマーケティング1.0から知っている人は少ないのではないでしょうか?

マーケティングは、時代の流れ(トレンド)と主に変化しています。マーケティング1.0から時代の流れを把握することで、マーケティングを理解することができこれからのマーケティングの方法も理解できるでしょう。

マーケティング1.0 (1900年~1960年)

マーケティング1.0はマーケティングの考え方の始まりで、1990年代にコトラーが言いました。

 

フィリップ・コトラーとは?

フィリップ・コトラーは経営学者であり、これまで多くのマーケティングについての本を発行し、様々な研究機関で功績を残してきました。主要な学術誌で発行した論文は100本以上にものぼり、多数の書籍を出版していることから「マーケティング界の第1人者」や「近代マーケティングの父」などと呼ばれることもあります。

マーケティング1.0は製品中心のマーケティング

マーケティング1.0の概念は、製品中心の考え方です。1960年代は汝窯が供給よりも上回っていたため、安く売れば製品が売れる時代でした。

そのため、顧客(供給される側)よりも企業(供給する側)の方が立場として優位に立っていた時代です。

そのため、大量に生産し安い価格で販売することで、企業は売り上げを伸ばしました。つまり、価格弾力性の仕組みで需要を増やすことがマーケティング1.0の主な考え方です。

コトラーは自らの本の中で、この時代のマーケティングの象徴として”ヘンリー・フォード”の言葉を紹介してます。

「顧客は好みの色の車を買うことができる。好みの色が黒である限りは。」

                        by ヘンリー・フォード

マーケティング1.0で4P分析は生まれた

この時代に、今のマーケティングの考え方の中心の考え方になった「4Pモデル」というフレームワークが使われるようになりました。
「4P分析」の考え方は、どのような商品(Product)を、どこ(Place)で、いくらで(Price)、そのような宣伝(Promotion)で売るか考えるフレームワークです。

「4P分析」はマーケティングの考え方の基礎になる考え方で、現代でも多くの企業が4P分析を使用し価格や商品を考えています。
また、4P分析を元に8P分析,4C分析などの考え方もよく使用されます。

マーケティング2.0(1970年~1980年)

1970年になると、製品製造の技術が発展したことにより製品を安くて質の良いものを作れるようになりました。それに伴い、市場の価格競争が進みました。

また、消費者は産業廃棄物による公害や食品添加物による健康被害などの問題に注目するようになり、「生活者」として権利を主張するようになります。

このような傾向から、「製品中心」から「消費者中心」へと時代は変化します。

マーケティング2.0は消費者中心のマーケティング

マーケティング2.0は、マーケティングそのものが買い手中心の考え方に変化しました。消費者は自分のニーズを満たす商品を選ぶようになっため、マーケティングの目的が「いかに、消費者のニーズに答えることができるか」という考え方に変化しました。

つまり、「買い手は何を求めているか」というニーズを知ることが重要になりました。

マーケティング2.0でSTP分析法が生まれた

STP分析とは、市場をニーズによってセグメンテーション(分割)し、自社の製品の強みを生かすことができる市場をターゲッティングし、一定の市場にポジショニングする方法。

Segmentation,,,市場をニーズによって分割すること。
Targeting,,,自社の強みを生かすことができるセグメントを設定する
Positoning,,,他社のセグメントを圧迫する、またはまだ空白の市場を獲得する

STP分析は現在のマーケティングでもよく活用されるフレームワーク。STP分析を活用することで、自社と他社の視点から市場を分析することができ、自社の強みや今後獲得するセグメントを明確にできます。

マーケティング2.0では、企業が競合との差別化に力を注ぐようになった時代と言えます。

マーケティング3.0(1990年~2000年)

1990年のはじめには、第3次産業革命の一つとも言えるインターネットが普及したことにより、消費者の情報のネットワークが飛躍的に広がりました。

それに伴い、製品や企業のイメージなどの口コミがあっという間に広がり、よいものが生き残る時代へと変化しました。そうなることで、企業と消費者が従来の縦の関係から、横の関係性へとパラダイムシフトを起こした年代です。

また、1990年代以降は、市場にモノが溢れますます企業間の競争が激化しました。企業は利益目標を達成するために、血眼になっていました。

マーケティング3.0は価値主義のマーケティング

マーケティング3.0は、「価値主義のマーケティング」です。

世の中に、質の良い製品が安く流通するようになることで、

「この商品はどのようなビジョンで作られたのか」
「環境や社会に対してどんなかちがあるのか」

という風に、製品以外の「製品が生み出す価値」が注目されるようになりました。これにより企業は、利益を追求するだけでなく倫理的観点から事業活動を通じて、「自主的に社会問題を解決すべきという考え方」が広まりました。

ただ、製品を製造し販売する企業から、商品やサービスによって社会問題を解決することで、経済だけでなく、社会的にも優秀な団体であることが求まれ荒れるようになりました。

これがマーケティング3.0

マーケティング3.0で誕生した3iとは?

マーケティング3.0では、『ブランド』『差別化』『ポジショニング』の3つの側面からみる「3iモデル」というフレームワークで評価されるようになりました。

「3iモデル」の3つのiはブランドアイデンティティ(Brand Identity)、ブランドイメージ(Brand image)、ブランドインテグリティ(Brand Integrity)です。
それぞれ解説します。

ブランドアイデンティティ(Brand Identity)

ブランドアイデンティティ(Brand Identity)は、ブランドとポジショニングから成りたち、買い手からの企業の位置付けのことを表します。買い手に対して、立ち位置を明確にすることでブランドの認知度を向上させることができます。

ブランドイメージ(Brand image)

ブランドイメージ(Brand image)は、ブランドと差別化から成り立ちます。
買い手のニーズを満たすことで、買い手に良い印象あたえることを指します。

ブランドインテグリティ(Brand Integrity)

ブランドインテグリティ(Brand Integrity)は、差別化ポジショニングから成り立ちます。買い手からの信頼を構築することをさします。

マーケティング4.0(2010年~)

2010年以降から、現在までのマーケティングをマーケティング4.0としてコトラーが提唱しました。
現在までインターネットによりグローバル化が加速し、ヒト・モノ・カネの動きが加速しました。

マーケティング4.0は自己実現のマーケティング

マーケティング4.0の概念は「自己実現」です。

企業は環境問題などに配慮する必要があったマーケティング3.0に加えて、消費者の自己実現ができるような製品が求められるようになります。自己実現は、マズローの5段階欲求説の最上階の自己実現欲求に基づいたものです。

5GやAI、自動運転などの技術の進歩によって、人はしたくないことは極力しないで住む世界になりつつあります。
そういった世界になると人は、「本当にやりたいことはなにか?」を強く意識するようになります。

マーケティング4.0では、そのような自己実現のためのニーズを解決することができる製品やサービスを意識する必要があります。

また、インターネットの普及によりブログやtwitterなどのようなに、消費者が自由に情報を発信できる時代になりました。

そのため、企業のマーケティング活動は商品を製品を購入するプロセスだけでなく、購入後に使用しリテンションするかどうかなどの、購入後のプロセスまで考える必要が出てきました。

マーケティング4.0 における5a理論とは?

コトラーが提唱する5a理論は、消費者が購入にいたるまでの行動指針を表したものです。コトラーは以下のように提唱しています。

認知(Aware)→訴求(Appeal)→調査(Ask)→行動(Act)→奨励(Advocate)

このフレームワークを使用することで、自社が取り扱ってる製品がどのような手順でカスタマーの手元に届くのかを見えるかすることができます。
それぞれの場面での点で考えていることをマーケティングの一連の流れを線として認識することができます。

5a理論

・認知…広告や、口コミなどで製品を知る

・訴求…欲しいと思う。興味を持つ

・調査…検索などで口コミを調べる

・行動…実際に購入し使用する。よければ継続し使用する

奨励…ファンになり、継続使用するだけでなく、他の人にオススメする

→5a理論の詳しい解説はこちら

まとめ

マーケティング1.0からマーケティング4.0までのそれぞれの時代についてのマーケティングを知ることで、マーケティングの歴史を理解することができたと思います。

現在のマーケティングの方法やフレームワークは全てマーケティング1.0やマーケティング2.0などの基礎からの応用されたものです。

そのため、今回ご紹介したマーケティングの時代の流れを理解し、分析することでうまく製品を消費者に届けることができます。

Upworkstyleでは、業務に使用できるような現場の知識を日々提供しています。
皆さまのマーケティング活動の参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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